エジプトウォール

ゲーム紹介

『エジプトウォール』はファラオが気に入る壁画を作るパズルゲームです🧩

2019秋ゲームマーケットにて頒布したホタルシステムの2作目のゲームとなります。

ゲームマーケット2023秋にて再販を行いますので(いまさらの)紹介になります。


『エジプトウォール』はカードを取るか、条件の得点を上げるか、のジレンマが楽しいミニマムなユーロスタイルのゲームとなっています。

『エジプトウォール』ではプレイヤーは4つの木駒(無色3個+色つき1個)をもってスタートします。

場には上記の写真のように壁画カードと要望カード(得点条件のカード)が並んでいます。

手番では手持ちの木駒1個を要望カードのマス上に置いて、それに対応する壁画カードを取ります。壁画カードがなくなった場所にはすぐに新たな壁画カードが補充されます。

これを1人4枚の壁画カードを獲得するまで繰り返します。を組み立てます。

全員が4枚ずつの壁画カードを獲得したらラウンド終了で、得点計算を行います。

得点計算前に壁画カードを要望カードの条件に合うよう自由に並び替えて、ファラオに献上する壁画を製作します。

この4枚のカードに描かれたイラストの並びによって得点が変わります。

さらに全員で要望カード上に置いた木駒の個数によって、それぞれの要望カードから得られる得点が変わります。

つまり「カードを取るために木駒を置いて、要望カードの得点を上げる」のか、「要望カードの得点を上げるために木駒を置いて、カードを取る」のかという選択を行うことになります。

要望カードには上半分に得点条件、下半分に得点を決める木駒置き場があります。

上記のカードの場合、ファラオの右側に最低3人の左向きのイラストを置いてあれば得点を得られます。

木駒置き場がには5つのマスがあり、その隣のカードを取るたびに左のマスから順番に木駒を置いていきます。ラウンド終了時に、最も右のマスに置かれた木駒の上下の数字がその条件を満たした時に得られる得点を示しています。

気づいた方もいると思いますが、左から1点4点3点5点2点と、バラバラになっていて、木駒が置かれすぎても得点が伸びないといういやらしい仕掛けになっています。

壁画カードには左向き(青枠)や右向き(赤枠)のイラスト、装飾品を持つイラスト、目が1つや2つのイラストと要素もそれぞれ変わっています。

これらのイラスト要素を使って要望カードの条件を満たすようにします。

要望カードは3色あり、それぞれ求められる条件パターンが異なります。

緑のカードは「壁画全体のイラストの並び」を見ます。

黄色のカードは「壁画全体のイラストの要素の個数」を見ます。

青のカードは「壁画の中に一致するイラストの並びがあるか」を見ます。

表裏の両面使用でパターンも複数あるため、毎回異なるゲーム展開になります。

これらの組み合わせにできるだけ合うようなイラストの並びを考えるのが楽しく、パズル好きにお勧めします。

『エジプトウォール』は2ラウンドの合計得点を競うゲームです。

2ラウンド目は1ラウンド目の要望カードをすべて裏返して使用します。

さらに1ラウンド目で得点を取りすぎたプレイヤーは箱絵の「スフィンクスに監視」され、よりキツイ条件で2ラウンド目を戦うことになるので、勝つのは一筋縄ではいきません。

気になる方は詳細なルールを確認してください。

HOTARU SYS.TEM

オリジナルボードゲーム制作サークル HOTARU SYS.TEM ” ホタルシステム ” です 頒布作品 『 スクラッチオーケストラ』 『 エジプトウォール』 『そして深海魚は0になる』 『パンダチン』 『僕の考えたラノベのタイトルは何かがおかしい』 『スカイプロジェクト』 🏆 ボードゲームグランプリ審査通過 第4回グループSNE公募ゲームコンテスト選外佳作

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